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ホワイトニング

ホワイトニングとは

歯のホワイトニングとは、加齢、生活習慣、遺伝などが原因で黄ばんだ歯を薬の力で白く漂白する方法です。海外ではブリーチングという表現をすることもありますが、同じ意味です。

以前では歯を白くするには歯を削って被せ物をしたり、歯の表面に付け爪のようなものを貼ったりする方法しかありませんでした。

しかし、現在のホワイ トニングは、歯科医院により様々ですが、歯の表面に過酸化水素を主成分とした薬剤を塗って漂白する方法、個人の歯に合わせて作られたトレー(マウスピー ス)にジェル状の漂白剤を注入して歯に装着する方法などによって歯自体を白くすることが可能となりました。

ホワイトニングには、歯科医院で行うホワイトニングのオフィスホワイトニングと家庭で行うホワイトニングのホームホワイトニングがあります。

ホームホワイトニング1ヶ月の例

術前
上顎のみ術後
上下術後

ホワイトニングのメカニズム

ホワイトニング剤の主成分として、過酸化水素と過酸化尿素があります。この2つを併用しているものもあります。これらは一定温度になると、酸素と水に分解されます。

この分解の時に発する酸素が歯の色素と結びつき、色素を分解します。併せて、この過程で生じる活性酸素が、歯の表面のエナメル質表層に光を乱反射させるように作用し、もともと黄色味の強い象牙質の色が透けて見えないようになります。

このように口腔内で分解された酸素がエナメル質に浸透し、歯の色素(有機質)だけを分解して無色化させるため、象牙質の構造を変える事なく色調を明るくする事ができるということです。

ホワイトニングの安全性

安全面では、過酸化水素はオキシドールと同じ成分で、濃度が36%以下ならば低濃度のものとして体内に入っても害がないものとされ安全で広く普及していますが、濃度が36%以上の高濃度のものになると爆発の危険性があります。

過酸化尿素は、水分にふれるとすぐに酸素と尿素に分解されます。尿素はもともと人間が尿として排泄しているものですから、危険性はなく安全性の高い薬剤といえます。ホワイトニングはアメリカでは約20年前から行われており、各大学の研究でもその安全性は確立されています。

歯をいためたり、軟化したりすることなく安全に白くすることができます。ホワイトニングの基剤である過酸化水素についてもFDA(米国食品医薬品局)で安全性が認めらおり、ホワイトニング剤自体はその安全性をADA(米国歯科医師会)が認めています。
(全ての製品がADAマークではありません)。

日本では、各歯学部、歯科大学の研究室でもホワイトニング剤についての研究が行われており、多くの歯科研究室では論文も多数出されていますが歯のホワイトニング剤の安全性が保障されています。また、歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合、ホワイトニングに使用する光や熱は最新工学技術を使用して紫外線や赤外線をカットしており発熱がほとんどなく安全ということです。

過酸化尿素の濃度と安全性

歯科医院で扱うホワイトニング薬剤は「過酸化水素」が歯を白くする成分になっています。

これは、消毒用のオキシドールと同じ成分です。オキシドールというと一般的に安全に思われがちですが、不用意に口の中に入れると火傷をしてしまう恐れがあります。

オフィスホワイトニングで扱う薬剤は過酸化水素の濃度がおよそ35%以下のものが一般的です。いくら「安全」と言われていても皮膚につくとお肌トラブルの危険性があるため、歯以外の部分に薬剤が触れないよう注意を払って施術をしています。

ホームホワイトニング用に提供される薬剤の場合は、濃度が10%以下のものであれば取り扱いやすいです。また、消毒用のオキシドールは濃度が3%程度です。

海外製の薬剤には要注意!

最近では個人輸入代行などのネット通販を利用して簡単に海外製の薬剤が入手できます。しかし、海外のホワイトニング剤には注意が必要です。

過酸化尿素をベースに濃度が35%程度までであれば問題ありませんが、米国製ならFDA=米国食品医薬局の認可を受けている、またはその国の安全基準を満たしている商品を選びましょう。

米国FDAの認可を受けているホワイトニング剤だとしても、高濃度の過酸化尿素の場合は日本人の歯には合わない可能性があります。日本人は欧米人と比較してエナメル質が薄いため、知覚過敏を引き起こす可能性があります。まずは低濃度の薬剤から試してみるのが得策と言えるでしょう。

 

ホワイトニングの種類

ホワイトニングの方法としては、オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングの2種類があります。一般に、オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を使用して、歯科医院で歯科医師か歯科衛生士が行うホワイトニングです。


ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使用して自宅で各自行うホワイトニングです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用していくデュアルホワイトニングと言う方法もあります。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは自宅でホワイトニングを行なう方法です。個人の歯の形に合ったマウスピース(カスタムトレー)を歯科医院で作り、そのトレーの中にホームホワイトニング専用の薬剤を入れて歯に毎日一定時間装着し、それを2週間から3週間ほど続けていく方法です。

薬剤は自宅で行うこともあり、オフィスホワイトニングとは異なり低濃度の10%過酸化尿素や3%程度の過酸化水素を含む薬剤を使用します。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと比べると、扱えるホワイトニング剤の過酸化水素濃度が低いため、効果を実感するのに約2週間〜1ヶ月程度かかる場合があります。

歯が白くなるスピードはやや緩やかですが、薬剤を毎日じっくり浸透させることができるので、後戻りが遅く、持続期間はおよそ1年程度と長持ちします。

利点

自宅で行うため頻繁な通院が必要ありません。
じっくり薬剤を浸透させるため白くなりにくい性質の歯も
白くなる可能性があります。
オフィスホワイトニングより透明感のある仕上がりを実現でき歯の白さの持続期間も長いです。

欠点

効果の発現には時間がかかります。
開始から約1ケ月間は毎日の実施が理想なため、継続には根気が必要です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院でホワイトニングを行う方法です。まず歯の表面をクリーニングし、オフィスホワイトニング専用の薬剤を歯の表面に塗って、光や熱を照射することで歯を白くします。1回の処置時間は約20分で、これを2,3回行います。
一般に使用する薬剤は比較的濃度の高い30%~35%程度の過酸化水素を含む薬剤を使用します。

利点

短時間、短期間で歯を白くすることが出来る。

欠点

後戻りが早い。透明感がホームホワイトニングより劣る。

ホワイトニングコーディネーターが在籍しています。
関原デンタルクリニックには「ホワイトニングコーディネーター」が在籍しています。
ホワイトニングについてのご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

ディアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングを行なった後、補助的にホームホワイトニングを行います。

オフィスホワイトニングで大きく白さをアップした後、ホームホワイトニングでじっくり白さを高めていくことができるので、効果を実感するのが早く、そして後戻りが遅いという最大のメリットがあります。

 

ホワイトニングコーディネーター

ホワイトニングコーディネーターとは?

ホワイトニングコーディネーターとは、日本審美歯科学会 (JAED) が認定する歯科衛生士の専門資格です。

ホワイトニング(歯の審美的漂白)の正しい情報の普及と多くの人にホワイトニングの喜びを享受してもらうため適切なアドバイスのできる人材養成を目的に、 2007 年に設立されました。

ホワイトニングについて知り尽くした言わばホワイトニングのプロフェッショナルなのです。

歯肉のホワイトニング

タバコを吸われる方や加齢変化により、歯茎が黒ずんでしまっている方には、歯肉のホワイトニングがお薦めです。
せっかくブリーチングして真っ白な歯が並んでいても歯茎が黒ずんでいては、口元の印象は変わりません!

そこで歯肉のホワイトニング!歯茎に薬を塗布するだけでほとんど痛みはありません。
5日くらいすると一番表層がツルッとめくれて綺麗な歯茎が現れます。
もう一度綺麗な歯茎を取り戻しませんか?

 

料金表

掲載致しております料金は全て税込となっております。

ホワイトニング

ホーム

着色除去ではなく歯自体を白くする治療です。

片顎 ¥27,500
両顎 ¥44,000
オフィス

1本

金額 ¥6,600

ホワイトニングは、場合によっては後戻り・知覚過敏になる可能性があります。

 

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