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入れ歯安定剤について

入れ歯安定剤とは

入れ歯は、いくつかの理由で装着感が悪くなりやすい装置といえます。
皆さんも食べ物を噛むと入れ歯がズレたり、
会話の時に入れ歯が外れたりした経験があることでしょう。
そんな時に使いたくなるのが「入れ歯安定剤」です。
文字通り入れ歯を安定させるための製品で、
【ポリグリップ】や【タフグリップ】が知られています。
今回は、そんな入れ歯安定剤の役割やタイプ別の特徴や使用間に
歯科受診が推奨される理由などを関原デンタルクリニックがわかりやすく解説をします。


入れ歯安定剤の役割

入れ歯安定剤には、食事や会話の時に入れ歯がずれたり、
外れたりすることがないように安定させる役割があります。
また、適合の悪い入れ歯は、装着しているだけで痛みが生じる場合があります。
そうしたケースでは、入れ歯安定剤を使用することで口腔内への適合性が向上し、
痛みや不快症状を和らげる効果が期待できます。


入れ歯安定剤のタイプ別


入れ歯安定剤は、
【パウダータイプ】
【クリームタイプ】
【シートタイプ】
【クッションタイプ】


の4種類に大きく分けられます。


●パウダータイプ
パウダー状の安定剤を入れ歯にふりかけるような形で使用します。
入れ歯のガタつきが軽度の症例に適した安定剤です。


●クリームタイプ
クリーム状の安定剤を適量取り出して、義歯床に塗布します。
クリームタイプの入れ歯安定剤は、唾液や水によって粘着力が増して、
粘膜との吸着も強くなっていきます。使用方法が簡便で、軽度から中等度の症例に適応できます。


●シートタイプ
シート状の製品を義歯床に貼り付けることで、入れ歯を安定化させます。
使用方法が少し難しいため、事前に歯科医師による指導を受けておくと良いでしょう。

●クッションタイプ
クッションタイプの入れ歯安定剤は、
ガタつきなどの症状が強く現れている症例に有効で
す。入れ歯と口腔粘膜との吸着が良く、入れ歯を取り外した後も使用可能です。


使用前に歯科受診をすすめる理由

このように、入れ歯安定剤にはいくつかの種類があります。
それぞれ異なる特徴を持ち、適した症例にも違いが見られるため、
使用前には歯科を受診することをおすすめします。
また、入れ歯安定剤というのは一時的に使用するものなので、
自己判断で使い続けるのは良くありません。
そもそも入れ歯がガタつくということは、人工歯や義歯床、クラスプなどに何らかの異常
があったり、お口の粘膜が変化していたりする可能性が高いため、入れ歯の調整が必要と
なります。それにも関わらず、入れ歯安定剤でだましだまし使い続けることは、お口の健
康に良くないことから、まずは歯科医師の意見を聞くようにしましょう。
入れ歯のガタつきや不具合にお悩みであれば、
お気軽に関原デンタルクリニックまでご相談ください。
当院は武蔵小杉で入れ歯治療に力を入れている歯医者さんです。

武蔵小杉の歯医者【関原デンタルクリニック】

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