6歳臼歯とは
お子さんが小学校に入る頃、乳歯のさらに奥に生えてくるのが大人の歯(6歳臼歯)です。とても虫歯になりやすい歯なので、
この6歳臼歯を自分で守るのは難しくなってきます。
その理由は?
- 噛み合わせの面の溝が深く、さらに側面にまで深い溝があり汚れ(プラーク)が溜まりやすくなる。
- 生えたての永久歯はやわらかいため、虫歯になりやすく進行しやすい。
- 生えかけの間は、歯肉がかぶっていたり、手前の乳歯より高さが足りず
歯ブラシが届きにくい。 - 上下の歯が生えそろい、噛み合うまでに1〜1年半かかるため
その間に汚れ(プラーク)が溜まりやす状態になる。
写真:6歳臼歯
このような理由から、6歳臼歯は虫歯の予防が難しいため、虫歯になってしまうことが
ほとんどです。
6歳臼歯を守るには
☆6歳臼歯が生えたら、歯医者さんで定期的にフッ素を塗布してもらう
☆規則正しい食生活
☆自分で鏡をみて磨くことと、仕上げ磨きをしてもらう
☆予防のために、溝を「シーラント」というプラスチックの材料でうめる
6歳臼歯を磨くポイント
① 歯磨きは手鏡とセットで行いましょう
歯ブラシがどの歯に当たっているのか確認しながら磨くと、
汚れ(プラーク)が落ちます
② 6歳臼歯の『噛む面』や『歯肉が覆っている部分』にワンタフトブラシで
磨きましょう
写真:6歳臼歯にワンンタフトを使用している図
③ 歯ブラシの当て方を工夫しましょう
歯ブラシを6歳臼歯の奥までいれ、斜めに当てると毛先がうまく当たります
写真;歯ブラシの当て方
6歳臼歯が虫歯にならないように、
かかりつけの歯医者さんで定期的に歯科検診を受けましょう。
なにかご不明点がございましたら、スタッフにまでお声かけください。
日付: 2022年4月15日 カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ