こんにちは。関原デンタルクリニックです。
皆さんは「口で呼吸をすると、風邪を引きやすい」という話を聞いたことがありますか?
鼻呼吸の場合、鼻毛や粘膜がウィルスをブロックしてくれますが、お口にはフィルター機能がありません。そのため、口呼吸の場合、ウィルスがそのまま体内に取り込まれてしまい、風邪を引きやすくなってしまうと言われています。
歯科の観点で口呼吸について考えてみると、以下のようなデメリットもあります。
①風邪やアレルギーになりやすい
②口臭・着色の原因になる
③虫歯や歯周病になりやすくなる
④歯並びが悪くなる
「あいうべ体操」ってなんだろう?
そこで、鼻呼吸を促すために、舌をはじめとする口元の筋肉を鍛えるトレーニングが「あいうべ体操」です。今回は「あいうべ体操」についてご紹介します。
「あいうべ体操」の驚くべき効果
①口呼吸の予防と改善
通常、正しい舌の位置は、舌が上あごのくぼみにくっついている状態です。
ところが舌の筋肉が衰えてくると、舌の位置が徐々に下がり、自然と口が開きやすくなってしまいます。「あいうべ体操」を行い、口呼吸を改善することで、以下の効果が期待されます。
- 免疫力up
- ドライマウス、口臭の改善
- いびきの改善
②脳の活性化
舌には、脳に直接つながっている神経があり、
舌を動かすことで、脳を刺激し、活性化します。
③お顔のむくみ解消
血行が促進され、お顔の引き締め効果やリフトアップ、むくみ解消の効果があります。
④しわの解消
お口周りや舌の筋肉を鍛えることで、しわの解消にも有効です。
「あいうべ体操」のやり方
あいうべ体操は、「あ~」「い〜」「う〜」「べ〜」とお口を動かすだけの簡単な体操です。お口を大きくゆっくりと動かしましょう。
①「あ~」とお口を大きく開け、1秒キープ
②「い〜」と横にお口を広げ、1秒キープ
③「う〜」と唇をとがらせ、1秒キープ
④「べ〜」と顎先に向かって伸ばすように舌を出し、1秒キープ
あいうべ体操を10回3セット行うと効果的です。入浴中や就寝前がおすすめです。おうち時間にぜひ、「あいうべ体操」にチャレンジしてはいかがでしょうか?
日付: 2021年8月22日 カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ