義歯のメリット・デメリット。
歯が抜けた状態を放置するとどうなる?
義歯とは入れ歯のことで、歯を失った部分を補うためのものです。
似たものとしてブリッジ、インプラントなどがありますが、今回はそれらとの違いや、歯を抜けたまま放置するとどうなるのかについてご説明します。
義歯のメリット
義歯はブリッジやインプラントと違い、付け外しが自由にできるのが最大のメリットでしょう。
そのため清掃・管理がしやすいです。
義歯のデメリット
義歯のデメリットは、ブリッジやインプラントに比べるとフィット感に欠ける点です。
自由に付け外しができる分、ものを噛んだときに動きやすく、慣れるまでは使いづらいかもしれません。
失った歯をそのままにしておくとどうなる?
むし歯や歯周病などで歯を失い、そのままにしておくとどうなるのでしょうか?
前歯であれば治療の必要性を感じますが、奥歯であれば見えないからとそのままにしておく方もいるかもしれません。
しかしこれは危険なこと。
歯が抜けてスペースが空くと、周りの歯はそこを埋めようと動いてきてしまうからです。
例えば上の奥歯が抜けたとしましょう。
そのまま放置しておくと、両隣の歯がその隙間に向かって傾いていきます。
また両隣だけでなく、下の歯(=本来であれば噛み合っていた歯)もその隙間に向かって動いていきます。
つまり歯が伸びたような状態になるのです。
そうなると歯並びが悪くなるのはもちろんのこと、ものが上手く噛めなくなったりしゃべりにくくなったりします。
これらを防ぐためには、歯が抜けたら放置せずすぐに歯科医院で診てもらうことです。
もっと良いのは歯が抜けるような状態まで放っておかないこと。
歯は骨に埋まっているため、そう簡単に抜けるものではありません。
定期的に歯科検診を受けむし歯や歯周病になっていないかチェックしてもらったり、専門的なクリーニングを受けたりしましょう。
そうすれば自分で気付かないようなちょっとした変化も見逃さず、健康な状態を維持することができます。
日付: 2020年8月24日 カテゴリ:お知らせ, スタッフブログ